最近にしちゃ短い作品

2010年に、劇団ひとりが刊行した「晴天の霹靂」。そのDVDが、レンタルショップで目に止まった為、今さらながら借りてみる。

あらすじとしては、学歴も恋人も居ない売れないマジシャンが主人公。

うだつの上がらない自分の人生は、自分を捨てた母親とロクな仕事に就いてなかった、父親のせいだと思い続ける。

そんなある日、青く晴れた空から落ちた雷に当たる。それを機に、若き両親に出会い自分の出生の秘密を、知る事になるというストーリー。

映画自体は90分と、最近にしては短い作品である。そこには感動秘話が隠されていて、いかにも日本人が好きなお涙頂戴物なのだが、私もやはりステレオタイプな日本人。

簡単に感動して泣いちゃった。処女作である「陰日向に咲く」は、映画ではなく小説を読んで、面白いと思った記憶がある。

ここ最近、小説を書いてないのは、もったいないような気がした。